『施術の効果について』現代人の椅子座位は一体どんな姿勢になっているのだろう?
- shoo hee
- 2022年3月20日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年4月24日
前回のブログでは、骨盤がゆがむ要因を挙げさせていただきました!
長時間座位姿勢で脚を組むと骨盤・腰の骨・肋骨などがゆがむ可能性が上がります。
それを考えたときに、座位姿勢において坐骨結節(殿部のとがった骨の部分)が座面のところと接地しています。さらに太ももの裏側全体(主に付け根あたり)と、足底部(足の裏)でヒトは座る際に身体(胴体)を支えています。
主に骨盤・太もも・足部で座位姿勢を保っているということになります!
荷重の比率的には骨盤・太ももの荷重量が多いので、骨盤と関節を構成している股関節、仙腸関節、膝関節、腰仙椎関節(腰と骨盤の間の関節)が大きく関わっています!
これらの関節が左右方向・前後方向・捻れ方向の動きが乏しい、安定性の低下などバランスが崩れると、座っていると腰が痛くなったりだるくなったりと症状が起きてきます。
したがって、骨盤を中心として上と下の「身体の位置」を観察し、アプローチをすることで座位姿勢における症状が緩和します!
私の考えとしては、訴えている痛い部位をマッサージしたり、筋肉の緊張を緩和するなど徒手で施しても、根本の改善には繋がりにくいことが実際の施術を通じて感じているところです。しかし、決してマッサージして欲しいところを原因部位ではないので全くしません!と言っているわけではありません。
下記に写真を載せて、主訴を例えとして挙げて私がどのように考えてアプローチをしているか記載していますあくまで一部の例です。
座位 左側方から見た図

例えば、「しばらく座っていると腰がしんどくなる」や「背中が張ってくる」という訴えがあるとします。
そこで腰や背中をマッサージしたりしても、その時はラクになるかもしれませんが、後日の数日で再び同様に「腰がしんどい」「背中が張ってくる」と訴えることが多いとおもいます。
あくまでも一例ではありますが、座位姿勢は坐骨結節および殿部の筋肉で支えているので、座位姿勢にて骨盤のゆがみがあれば左右どちらかの殿部の筋肉に問題があるという可能性があります。
殿部の筋肉へ何かしらの方法でアプローチを行うことで、「腰がしんどくならない」「背中の張りは少なくなった」というふうに変わってきます。
殿部の筋肉が単純に過用(使いすぎてること)で硬くなっているのであれば、それをほぐすことで殿部の筋肉は働くようになり、力が入りやすくなり座位姿勢において骨盤のゆがみが減り、安定した座位姿勢が獲得できるようになります。
しかし、殿部の筋肉の硬さが他の要因で硬くなっている場合があります。その場合は良くなるのに時間を要します。
来院される患者様やお客様で症状が出現してから長期間経って、来られる方もいらっしゃいます。そういう方の場合も良くなるのに時間を要します。
こういった方が、当院へ仮に60分の施術に1回来られたとしても、一発で取り切る事は困難です。数日後に再び症状は出現します。2回目の来店をできる限り、時間を割いてでも(施術30分でも)来ていただけると良くなる期間は短縮され回復するのが早まります。
せめて週に1回の施術を1ヶ月間続けるだけでも、からだとココロは変化してきますので、集中的に来てくださる方をお待ちしています。
「身体の悩みを本気でなんとかしたい!」と思っている方々に、真剣に親身になって考え、筋肉をほぐし気持ちよさを味わっていただき、満足してもらえるようにしていきますので是非とも33(サンサン)ラボへお越し下さることを心より願っております!
からだとココロを調える コンディショニングルーム 33ラボ
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